西ドイツ製のレトロな機械式目覚まし時計(ツインベルタイプ)

 

 ドイツのjerger社製の目覚まし時計です。

横長のだ円形(オーバル)のフォルムが、ちょっと珍しい感じです。

ゼンマイを巻く機械式の時計で、目覚ましのベルも、ゼンマイを巻いてスタンバイです。

文字盤の「12」の文字の下の、小さな時計のようなもので、ベルの鳴る時間をセットします。目盛りが20分刻みなので、「だいたい」の時間設定しかできませんが、セットした時間の前後でベルが鳴り始めました。ベルを止めるには、ハンマーの手前のレバーを動かして、その動きを邪魔して止めます。(巻いたネジが、戻ってしまうと、自然に鳴り止みますが・・・)

本体とベルは、プラスチック製です。ベルの音は、けたたましい金属音ではなく、「果たして起きられるのか!?」ちょっと不安な音ですが、大きめのサイズに不似合いな可愛さです。

 

裏面に「West-Germany」とあります。

ドイツは、第二次世界大戦後、アメリカ・イギリス・ソ連・フランスの4カ国で分割管理されていましたが、1948年以降、東西に分断され、二つの国家が形成されました。その後、1989年11月9日にベルリンの壁が崩壊し、翌年の10月3日に東西ドイツが統一されました。時期は、はっきりしませんが、東西に分断されていたころの製品ということになります。

「チクタク、チクタク・・・」という、機械式の時計ならではの音が、とても懐かしい感じです。

 

●サイズ(多少の誤差はご理解ください)

高さ 240㍉(持ち手を含む)

幅 235㍉、厚さ 70㍉

 

●使用上問題はありませんが、気になるところ

  • 古いものですので、表面には、小さなキズや、サビ、汚れがあります。長い年月を経たものの魅力としてお楽しみください。
  • 現在、快調に作動しています(時間の進み具合は、裏側の+-のレバーで微調整しつつ・・・)が、ゼンマイは、その新旧に関わらず、切れてしまうことがあり、今後の動作を保証することができない点をご理解ください。(ゼンマイが切れてしまった場合は、専門の方に修理をご依頼いただくことになります)
  • 機会式時計ですので、動作時に、チクタク音がします。音が気になる方は、ご購入をお控えください。(下に、目覚まし時計の動作時の動画を添付しました。ベル音とチクタク音も聞こえると思うので、ご確認ください)

 

¥3,834

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