ラワン材のくさび棚(4段)

 

レトロな家具の中でも、根強い人気のくさび 式の本棚です。

昭和の家具にふんだんに使われた、ラワン材の無垢板で作られています。

 

くさび棚は、側板に穴を開けて、棚板を突き通し、くさびを差し込んで、しっかりと固定する構造です。ですので、くさびを抜くと、バラバラに分解できるんです。

ちょっと面白い構造ですよね。

見た目も、側面に突き出た、ダッフルコートのトグルのようなくさびが、レトロかわいいです。

 

構造上、背板がなく、シンプルなので、本だけでなく、お皿や小物などを飾っても、映えそうです。

 

※分解した状態でお送りします。お客様自身での組み立てをお願いいたします。(下記の組み立て方を参照ください)

 

 ●サイズ(若干の誤差はご理解ください

 高さ 1046㍉、幅 725㍉、奥行き 200㍉

【棚の内部の寸法】

幅 640㍉、奥行き 180㍉(全て共通)

高さ 《2段目》265㍉、《3段目》275㍉、《4段目》289㍉

 

●使用上問題はないのですが、気になるところ

  • くさび棚の特徴として、くさびをしっかりと差し込んでも、多少の揺れが生じます。構造上仕方のないことだと、ご理解ください。くさびをしっかりと差し込むことと、棚に載せるものの重量で、かなり安定すると思います。
  • 2段目、右側のくさび穴に割れが見られますが、堅木であるため、そのままでも問題ないと判断しました。くさびを強く差し込みすぎると、このように棚板の穴が割れてしまうので、力加減にご注意ください。
  • 長年、使用されてきたものですので、欠けや凹み、塗装の剥がれや変色など、古い道具としての「シルシ」が、全体的に見られます。(写真をご参照ください)

¥18,900

  • sold out

▼くさび棚の組み立て方

 

①棚板と側板を準備します。

 

※ご家庭で作業される場合、フローリングや、くさび棚自体を傷つけないため、毛布などの上で作業してください。

 

②棚板の裏側に、印が書いてありました。

側板にも、同じ印があります。

 

③前後や、上下などの向きを間違えないようにして、まず、片側の側板の穴に、棚板4枚を突き通します。

(くさびはまだです)



 

④この向きの方が、作業がしやすいかもしれません。

 

⑤反対側の側板も、同じように組み立てます。

 

⑥くさびは、まだ、差し込んでいませんが、そっと持ち上げると、立てることができます。

 

一番上の棚板の飾り板を、溝に差し込みます。(飾り板は、一番最後でも構いません)



 

⑦ようやく、くさびの出番です。

 

くさびは、微妙に大きさが違います。

入るところと、入らないところがあるので、くさびの大きさと、穴の大きさを合わせながら、差し込んでください。

 

⑧くさびを強く差し込まず、一先ず、すべてのくさびを穴に入れてください。

(前述の通り、入るところと、入らないところがあるため)

 

⑨すべてのくさびを差し込んだら、指でギュッと押し込んでください。



 

⑩指の力だけでは、押し込む力が足りないときは、木槌または、金槌で叩いて押し込みます。

 

金槌の場合は、本体を傷つける恐れがあるので、木片を当てて叩きます。

叩く力は、弱めに、少しずつです。

くさびを強く、押し込みすぎると、棚板の穴が割れてしまうので、ご注意ください。

 

ちなみに、くさびを抜くときに、手で抜けない場合、木片を下から当てて、金槌で少しずつ叩くと、緩んできます。

 

⑪完成です。

 

くさびは、ゆるいと本体が横にユラユラ揺れてしまいます。

強く押し込みすぎると、棚板を割ってしまうので、力加減にご注意ください。

 

コツは、少しずつ、全体の様子を見ながら、押し込むことです。



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