トニー谷モデル!?五つ玉そろばん

 

文房具屋さんのおじいさんが、「トニー谷と同じやで!!」と自慢していた、五つ玉のそろばんです。

昭和からずっと続けられていたお店を閉めるにあたって、倉庫から出てきた、 文房具屋さんのデッドストック商品です。

 

「トニー谷」と聞いて、懐かしく思われるのは団塊の世代以上の方でしょうか?

1950年代に活躍した、今でいう「毒舌芸人」さんで、最も人気があり、最も嫌われた芸人さんでもあったそうです。

短めのオールバックに口ひげ、吊りあがったフォックスめがねに白い背広姿。

リズムに乗ってそろばんを楽器のようにかき鳴らし、「レディース アンド ジェントルマン アンド オットチャンにオッカチャン」「おこんばんは」「トニー谷ざんす」などの独特の喋りと、妙な英単語を混ぜた「トニングリッシュ」と呼ばれた喋りで、人気を博した芸人さんです。

その芸で使っていたそろばんと、同型のものだ、というのが文房具屋のおじいさんの「売り文句」です。(申し訳ないのですが、言われた時は、ちょっとピンときませんでした。)

 

五玉がひとつ、一玉が五つの、五つ玉そろばんは、昭和10年(1935年)ごろまで使われていました。昭和10年に、小学校の教科書の改訂で、一玉が四つ、四ケタ区切りの定位点が付いたそろばんがよいと指示されてから、四ツ玉のそろばんの方が普及しだしたそうです。(日本珠算連名「そろばんの歴史」より)

 

計算機やレジがなかった時代、そろばんでパチパチと、計算するのは、お店でも家でもよく見られた光景です。

古いとはいえ、新品ですので、玉の滑りもよく、パチパチと乾いた音が響きます。(楽器のようにかき鳴らすのも…アリかも知れませんが(笑))

 

●サイズ(多少の誤差はご理解ください)

タテ ㍉、ヨコ 330㍉、高さ 26㍉

¥1,620

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