三方ガラスのキャビネット

 

古い食料品店で、商品を陳列していたキャビネットのようです。

本体のあちこちに、手書きのシールが貼ってあり、「みりん○○円」というシールも残っていました。

 

両面が、ガラスの引き違い戸で、どちらからも開け閉めできて、中のものが出し入れできます。

そして、本体の側板の一方もガラスが入っていて、三方向から中を見ることができるんです。

このガラス、角度を変えて見てみると、真っ直ぐなものが曲がって見えます。

昭和初期の頃の「ゆらゆらガラス」なんです!

 

このキャビネットを見た第一印象は、「ちょっと変わってるなあ」でした。

よく見てみると、その謎が判明しました。改造されてるからなんです。

恐らく、元々は、ガラス戸は一面だけの、本体は木でできた普通のキャビネットだったと思われます。

お店で、商品を陳列するショーケースとして使うため、本体の背板を取り外して、ガラス戸を入れて両側から開け閉めできるようにし、本体の側板も木からガラスに入れ替えたようです。

だから、ガラス戸も微妙にデザインが違っているんですね。

 

お店の商品を並べるショーケースとして、また、趣味のコレクションケースとしてなど、中のものが見えるので、楽しい使い方ができそうです。

 

 ●サイズ(若干の誤差はご理解ください)

高さ 910㍉、幅 1210㍉、奥行き 453㍉

棚の内部の高さ  上段:281㍉ 中段:257㍉ 下段:255㍉

棚板の幅 243㍉

棚板の長さ 1180㍉ 

 

 ●使用上問題はないのですが、気になるところ

・長年、お店で使われてきたものですので、表面にキズが多数あります。特に、天板は、塗装の剥がれの補修などもしたものの、細かいキズが多数残っています。

・本体の真ん中あたりで、天板が2~3ミリ垂れ下っているため、そのままでは、ガラス戸を取り外すことができません。木の棒などを突っ張りにして、天板を少し持ち上げるようにすると、取り外しできます。(下の写真をご参照ください)

 

¥91,800

  • sold out
ガラス戸を取り外すため、木の棒を突っ張りにして、天板を持ち上げているところです。
ガラス戸を取り外すため、木の棒を突っ張りにして、天板を持ち上げているところです。

●それぞれの写真をクリックしていただくと、拡大して見ることができます。

●商品のことや当サイトについて、ご不明な点、気になる点などありましたら、お気軽にお問い合わせください。