昭和30年代のレトロなベロ付き食器棚

 

 

昭和30年代頃のベロ付きの食器棚です。

上下に分割できるタイプで、フレームは、ナラで作られているので、とてもしっかりしています。

 

モールガラスが使われているところは、中のものをほど良く隠してくれますし、クリアガラスの収納部は、ペールグリーンでペイントされていて、見せる収納としてバッチリです。

 

配膳台として使える、2枚のベロ付きです。

 

収納部には、それぞれ棚板が1枚入っています。位置を変えることはできませんが、取り外すことはできます。

 

表面の塗装を剥離して、オイルとワックスで塗装し直しました。

 

 ●サイズ(多少の誤差はご理解ください)

高さ 1745㍉(上・935㍉、下・810㍉)、幅 916㍉、奥行き 上・300㍉、下・405㍉

棚の内部の寸法 

【上段・モールガラス】幅 858㍉、奥行き 230㍉、高さ 上・177㍉、下・175㍉

【中段・クリアガラス】幅 858㍉、奥行き 230㍉、高さ 上・217㍉、下・220㍉

【下段・引き出しの下・左側】幅590㍉、奥行き 317㍉、高さ 上・235㍉、下・237㍉

【下段・引き出しの下・右側】幅243㍉、奥行き 350㍉、高さ 上・120㍉、下・350㍉

引き出しの内寸 深さ 80㍉、奥行き 307㍉、幅 左・257㍉、中・256㍉、右・215㍉

ベロを引き出した時のサイズ 幅 410㍉、奥行き 245㍉(ストッパー付きです)

 

●使用上、問題はないのですが、気になるところ 

  • 長年、使用されてきたものですので、表面には、キズや擦れ跡、欠けや変色・退色など、細かいものは数え切れないほどありますが、大きなダメージではないものは、味わいとしてご理解ください。
  • 下段の木製の引き違い戸は、表面のみ化粧板が施されている状態ですが、当時の作り方です。
  • 写真で、うまく写せませんでしたが、ガラスの表面には、細かい擦りキズがあちらこちらに見られます。(大きなキズはありません)
  • モールガラス戸の左側の引き手の金物に一部、欠けがありますが、使用には問題ないと判断しました。
  • 真中の引き出しの取っ手が、元々なかったので、別の古い取っ手を付けました。少しデザインが違うのですが、ご了承ください。また、この引き出しの底板には、やすりがけ等でも取れない、黒い丸い、インク染みのようなものがあります。(写真をご覧ください)
  • クリアガラスを取り外しする際、本体の真ん中辺りが、少しだけ垂れ下っているため、そのままでは、ガラスを出し入れできないのです。つっかえ棒でほんのちょっと、持ち上げてあげると大丈夫です。(つっかえ棒もお付けします)。⇒下記を参照ください。

 

¥43,200

  • sold out

●クリアガラス戸の取り外し(取り付け)について

本体の真ん中部分が、ほんの少しだけ、垂れ下っているので、そのままでは、ガラス戸を外したり、入れたりできないのです。

 

実は、クリアガラスを重ねてみると、大きさが微妙に違っているのも影響しているようです。小さい方は、つっかえ棒なしでも取り外すことができるのですが、数ミリの違いで、大きい方は、外せないんです。

 

そこでこんな風に、つっかえ棒で、ちょっとだけ収納部の天板を持ち上げてあげると、ガラス戸を取り外す(取り付ける)ことができます。

 

ガラス戸を外すことは、そうそうないとは思います。

 

ちょっと煩わしいですが、これも経年変化の一部と、ご理解ください。(もちろん、つっかえ棒はお付けします)

●本体は上下に分割します

 

 

本体は、上と下に、分割するタイプです。

写真のように、下の食器棚の天上部に、小さな木のポッチ(出っ張り)があります。

上の食器棚には、そのポッチが入る穴が開いており、位置が決まるようになっています。

そのため、前後にずれることはありません。

●それぞれの写真をクリックしていただくと、拡大して見ることができます。

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