昭和初期の頃のレトロなキャビネットです。

主材は、ナラ材で作られています。

クリアガラスは、当時のものですので、気泡や歪みがあって、ガラスを通して見る景色は、角度によって、ゆらゆら揺れて見える「ゆらゆらガラス」です。

棚板は、可動タイプで、少しだけ上下に位置を変えることができます。

長い間、文学や楽譜など、書籍がぎっしりの書棚として活躍してきました。

扉を施錠するための鍵は、無くなっていまいたが、在庫の鍵が合いましたので、一本お付けしておきます。

（施錠する際は、向かって左の扉の上下にある「落とし棒」で、扉を固定してから、右扉の鍵をかけてください。左の扉を固定せずに施錠すると、何かの拍子に、両扉が同時に動いて、扉が開きます）

 ●サイズ（若干の誤差はご理解ください）　

　高さ　1507㍉、幅　929㍉、奥行き　360㍉＋取手24㍉

【引き出しの内部のサイズ】

（左右共通）深さ　88㍉、幅　384㍉、奥行き　308㍉

【棚板のサイズ】879㍉×295㍉

【棚の高さ】　※上の2段は、左右の桟の位置を変えることで、下記の位置より、45㍉上げ下げすることができます。

（上段）255㍉、（中段）338㍉、（下段）337㍉

●問題はないのですが、気になるところ

• 引出しの底板は、汚れや傷みが激しかったので、全てあたらしいものに交換しました。
• 長年使用されてきたものですので、外回りや内部など、全体に擦りキズや、凹み、欠け、染みや変色など、小さなダメージはたくさんあります。構造上問題のあるダメージではありませんので、古いものの味わいとしてご理解ください。