木枠付き型板ガラス「石目」4㍉

 

昭和の古い住宅には、当たり前に見られる「型板ガラス」。昭和30年代から40年代にかけて、国内のガラスメーカー各社で、競うように様々な図柄の製品が大量に生産され、当時は「型模様戦争」と言われるほどの勢いで製造されていたそうです。今では、そのほとんどが作られていないので、昭和の古い住宅に残っているものは、ある意味貴重なのかもしれませんね。

 

「石目」は、1956年(昭和31年)に、日本板硝子株式会社が発売した型板ガラスです。

「石を削り取ったような、荒々しいタッチの光と影のあやなす華麗なムードをかもし出します」と、発売当時の説明書きです。

  

型板ガラスは、片面に模様をつけたガラスです。模様付きのロールと、模様無しのロールの間に、ガラスの溶けた生地を通して作られます。模様の付いていない面は、まっ平らかというと、そうではなく、表面が少し波打っている、いわゆる「ゆらゆらガラス」で、ガラスに写った景色は、ぼんやりと揺らめいて見えます。

 

明るい光は通すけど、向こうがはっきり見えない型板ガラスは、外からの視線を遮るための建具に使われたりと、とても機能的ですが、それと同時にとてもオシャレなんですよね。 

 

●サイズ 

①木枠の外寸 523㍉×220㍉(ガラスのサイズ 485㍉×185㍉) ※現在の在庫は4枚です。

②木枠の外寸 850㍉×220㍉(ガラスのサイズ 812㍉×185㍉) ※現在の在庫は4枚です。

木枠の厚さ 17㍉

ガラスの厚さ 4㍉

 

●使用上問題はありませんが、気になるところ

  • 長年、屋内の建具のガラスとして使用されてきたものですので、中には、ガラスの表面に極細の線のようなキズ(遠目に目立つキズではありません)や、模様のくぼみに落としきれない汚れが残っているものもあります。また、木枠も、日に焼けたり、雨風が当たったり、経年の変化があちこちに見られます。
  • 木枠は、元々、建具の内部にはめ込まれていたものです。木枠の短い辺にガラスを差し込み隙間があります。隙間を下にするとガラスが抜け落ちる恐れがありますので、ご注意ください。
  • ガラスは、木枠にスムーズに入れるため、片側の角が少しカットされています。(写真を参照ください)

 

《配送料とお届希望時間帯について》

・配送料は、1,900円です。

・家具類と同時にご注文いただいた場合は、梱包等の事情により、同梱することができませんので、個々に配送料をいただきます。

・こちらの商品は、お届け希望時間帯の指定ができます。

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ご希望の時間帯がございましたら、ご注文時に「メモ欄」に記載ください。記載のない場合は、時間指定なしの最短でのお届けとさせていただきます。

 

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¥3,200

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  • 配送期間:3-7日1

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