レトロガラスの食器棚

 

 昭和30年代後半か、昭和40年代初め頃の食器棚と思われます。

レトロな型板ガラスが、とても素敵で、昭和の雰囲気に溢れています。

なんという名前のレトロガラスなのか、調べても同じガラスが見つからず、謎なんです。

昭和40年代半ば頃から流行して、大量に製造された型板ガラスに比べると、厚みもあって、手作りのような感じです。

大手のガラスメーカーの工場生産品ではなく、初期の手作りガラスなのかも知れませんね。

 

レトロガラスも素敵ですが、主要部分が楢で作られた本体も素敵です。

中ほどの10cmほどの奥行きの、小さなカウンター棚の表面や、框組みのガラス戸の表面に表れている「虎斑(とらふ)」模様は、the楢材といった趣です。

※虎斑とは、柾目の木目を横切るような帯状の杢目のことで、虎の毛のような模様に輝いて見えることから、そう呼ばれています。

 

小さなキズや、凹み、欠けや、塗装の変色や退色など、小さなシルシはあちこちに見られますが、長年使われてきたとは思えないほど、きれいな状態です。

とても大切にされてきたんでしょうね。

 

 ●サイズ(若干の誤差はご理解ください

高さ 1686㍉、幅 895㍉、奥行き 上部:305㍉、下部:413㍉

○棚の内部の寸法

【上部】高さ:上から、290㍉、260㍉、267㍉

幅 830㍉、棚板の奥行き 220㍉

【下部】高さ:上から、183㍉、223㍉

幅 830㍉、棚板の行き 320㍉

※棚板は、取り外しはできますが、位置を変えることはできません。

○引き出しの内部の寸法

深さ 83㍉、幅 (向かって右側)385㍉、(向かって左側)364㍉、奥行き 280㍉

※上部と下部と、2つに分割できます。

 

●使用上、問題はないのですが気になるところ

  • 向かって右側のガラス戸が、少し反っているようなので、戸を閉める時、最後にちょっとひと押し、力が必要なんです。(側板の内側に、扉が少し入り込むように溝が掘ってあるのですが、扉がほんの少し反っているので、溝の縁に少し当たってしまうようなのです)
  • ガラス戸を施錠する鍵はありません。

¥47,520

  • sold out

■レトロガラスを通して見ると…

 

 

 

たくさんのカワイイ模様が豊富なレトロガラスは、中のモノをはっきり見せないために作られました。

 

 

中のものの見え方は、こんな感じです。

 

不規則なブロック状の凸凹のお陰で、かなり輪郭がボヤけますね。



●それぞれの写真をクリックしていただくと、拡大して見ることができます。

●商品のことや当サイトについて、ご不明な点、気になる点などありましたら、お気軽にお問い合わせください。