「ローボード」や「テレビボード」という家具は、最近の日本独特の家具のようです。床に座る日本の生活様式から生まれたようです。

床に座る習慣のない、西洋の生活では、背の高い家具はあっても、これほど低いものはないでしょうね。

古い日本の洋家具にも、ローボードは、ほとんど見ません。

テーブルやイスなど、西洋の家具を真似て作っていた時代に、西洋では見られない家具が作られることはなかったのです。

でも、最近は、部屋を広く見せる効果や、テレビなどを設置するために、高さの低い家具が人気です。

そこで、古い家具をリメイクしたローボードがよく見られるようになりました。その代表が、箪笥のリメイクです。

この商品も、前面がケヤキ材のカッコいい箪笥を、高さをカットし、天板を新たに取り付け、底板等を補強しました。

大切に使われてきたものですので、大きなダメージはなく、とてもキレイな状態でした。

インテリアに和テイストが加わると、ちょっとキリッとした空間になりますよ。

 ●サイズ（若干の誤差はご理解ください）

高さ　475㍉、幅　1122㍉、奥行き　390㍉

○引き違い扉の内部の寸法

【向かって左側】高さ　337㍉、幅　645㍉、奥行き　330㍉

【向かって右側】高さ　225㍉、幅　428㍉、奥行き　330㍉

○引き出しの内部の寸法（2つとも共通）

深さ　82㍉、幅　182㍉、奥行き　344㍉

●使用上、問題はないのですが気になるところ

• 長年大切に使われてきたものですが、小さな擦り傷や、欠け、凹みなど、小さなシルシはあちこちに見受けられます。