キズ、凹み、欠け、割れ、釘穴の跡、塗装剥げ、などなど・・・、深い味わいが満載です！

昭和40年代には、お安い外材だったラワン材も、このくらいの幅の無垢の1枚板は、今や貴重です。

ALLラワン材の無垢板で作られた、両面オープン棚です。

長い長い年月の使用で、２段目と３段目の棚板の端が割れてしまったようで、棚板の奥行きが、５〜６㎝ほど狭くカットされています。

ちょっとアンバランスなのも、面白いです。

よく見ると、両サイドの側板は、おそらく元々は、テーブル（または座卓）の天板を再利用しているようです。（内側に「反り止め」という木の部材が残っているのと、必要でないところに面取りが施されているなどから、推測しました）

棚の内部に光が差し込むので、深いブラウンの棚に並べたものが映えそうです。

 ●サイズ（若干の誤差はご理解ください）

高さ　1162㍉、幅　852㍉、奥行き　363㍉

【棚の内部のサイズ】

（1段目）高さ　136㍉、棚板の奥行き　350㍉

（2段目）高さ　284㍉、棚板の奥行き　294㍉

（3段目）高さ　281㍉、棚板の奥行き　292㍉

（4段目）高さ　295㍉、棚板の奥行き　362㍉

●使用上、問題はないのですが、気になるところ

• ALL無垢板で作られているため、ちょっと重い目です。
• 両面オープンの棚は、少し横揺れするので、補強のために、２段目と３段目の棚板の裏に、補強の金具を取り付けました。
• 棚板に、一部割れがありますが、接着補強してあります。