ワックスでお手入れを

ひつじ屋では、塗装を補修したり、塗り直したりした後、仕上げにワックスを使っています。

そして、お客さまにお買い上げいただいた際には、発送する前に、最後のワックスメンテナンスを施しています。

古い家具、新しい家具に関わらず、木で作られたものは、時々、ワックスでお手入れしてあげると、長持ちします。(普段は、乾拭きで大丈夫です)

扉のガラスを外すと作業がしやすいですが、ご家庭では、ガラスが割れると危険ですので、ガラスが入ったままで行ってくださいね。
ひつじ屋では、米HOWARD社の「フィーデンワックス」を使っています。

蜜蝋やカルナバ蝋、オレンジオイルが配合された、自然系のワックスです。家具に塗りこむと、爽やかなオレンジの香りがするんです。

塗装の有無や、塗装の種類に関係なく使えるワックスなので、とても重宝します。

古いTシャツなどの柔らかい布に、ワックスを少量出して
家具に塗りこむ前に、布にワックスを薄く広げます。
そして、家具の表面にワックスを刷り込む感じで、薄く塗りこみます。
15分ほどしてから、新しい布で、表面を磨くように、余分なワックスをふき取ります。

ワックスは、少量を薄く塗るのがコツです。
一度で「ツヤツヤ」という訳にはいきませんが、気長にお手入れを続けると、いいツヤが出てきますよ。