3000本のカエデが美しい談山神社@桜井市多武峰

 

 

ひつじ屋の地元、桜井市には、神社仏閣、古墳や宮跡などの歴史ポイントなど、いろいろ見どころがあります。

 

春は桜、秋は3000本のカエデが鮮やかで、”関西の日光”とも称される「談山神社(たんざんじんじゃ)」もその一つです。

 

談山神社は、多武峰(とうのみね)の山中にあり、藤原鎌足公が祀られています。

 

中大兄皇子と藤原鎌足が、国の将来を語り、大化の改新の密談を交わした地であることから、「談い(かたらい)山」と呼ばれ、これが神社の名前の由来だそうです。

 

春と秋には、大化の改新にちなんで、けまり祭りが行われます。

 

境内には、国宝や重要文化財に指定されている様々な建物がありますが、国内で唯一現存していると言われる、木造の十三重の塔が人気です。

 

 

 

 

藤原鎌足公をお祀りする本殿。

 

現在の建物は、1850年に建て替えられたもので、春日造の豪華な建物です。

 

本殿と渡り廊下でつながっている拝殿からの写真です。

 

 

この拝殿が、舞台造りになっていて、軒先には、吊り灯籠が並んでいて、風情があります。

(建物内は、飲食は厳禁ですが、写真撮影はOKです)

 

 

 

 

拝殿内には、談山神社にまつわる資料などが展示してあります。

 

こちらは、「多武峰縁起絵巻」の一部です。

 

大化の改新のまさにその時。

蘇我入鹿を討ち取った瞬間で、切り落とした入鹿の首が飛んでいます!

 

ちなみに、この入鹿の首は、お隣の明日香村まで飛んでったとも言われ、飛鳥寺の近くに、「入鹿の首塚」と呼ばれる五輪塔が立っています。

 

 

紅葉の見頃は、11月中旬から下旬です。

その頃、夜間のライトアップも実施されます。

2016年は、11月12日(土)〜11月27日(日)です。

(ライトアップ期間中は、建物拝観は、19:00まで、19:00〜20:00は、境内の庭の鑑賞のみです)

 

 

桜や紅葉の季節は鮮やかで見事なので、参拝者がたくさん来られます。

実は、人が多いことがわかっているので、紅葉のシーズンには、ほとんど来たことがありませんでした。

 

山の中の神社なので、私はよく夏に訪れます。

下界とは気温が違うんです!

拝殿の畳の間に座ってると、涼しい風が吹き抜けますし、紅葉の青葉も爽やかで気持ちいいんです。

 

 


●談山神社(たんざんじんじゃ)

■住所    奈良県桜井市多武峰319

■アクセス  【電車】近鉄大阪線・JR桜井駅からバスで約25分。「談山神社」下車、徒歩3分。

       【車】西名阪自動車道・天理ICから約50分

■駐車場   無料

■拝観料   大人600円、小人(小学生以下)300円

■拝観時間  8:30〜16:30

■HP    www.tanzan.or.jp/

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