両面使いの元カルテ棚(ラワン材)

 

ラワン材の無垢の一枚板を、バシバシっとカットして、釘をバンバンっと打って、大工さんがササッと作った、って感じの、ちょっと勢いを感じる棚です。

棚板を乗せる小さな出っ張り(「棚ダボ」と言います) は、恐らく、釘をバンバンっと打って、頭をカットした、ワイルドなものだと思われます。

(擬音が続いてすみません。でも、そんな感じ(どんな感じ?)なんです)

棚板を全て抜くと、確かに、この金属棒の出っ張りは、危ないです。でも、棚板をすべて入れると、手が触れることはないです。

 

この棚は、町のお医者さんのカルテ棚でした。デスクとデスクの間において、両側から、カルテを出し入れされていたようです。

だから、棚の列を仕切る板の表には、五十音の手書きのシールが貼ってありました。(今は、全て剥がれて、その跡が薄っすらとわかる感じです)

 

家具、というより、スムーズに仕事をするための什器・道具といったところでしょうか?

ですので、本体の質実剛健さと同じく、棚板も、ベニヤ板の切りっぱなしです。

でも、余裕で半世紀以上働いてきて、角も丸くなって、いい味出てます。

  

 ●サイズ(若干の誤差はご理解ください

 高さ 687㍉、幅 857㍉、奥行き 292㍉

【棚の内部の高さ】 (棚板を全て入れた場合)〈1段目〉88㍉、〈2〜7段目〉75㍉、(8段目〉82㍉

【棚板のサイズ】幅 190〜194㍉、奥行き 285㍉

※棚板は、取り外せます。

 重さ 〈棚本体〉13㎏、〈棚板のみ、全て〉4.2㎏ 《合計 17.2㎏》

 

●使用上、問題は無いのですが、気になるところ

  • 作りは、ちょっと荒い感じです。釘打ちが、ちょっとそれて、板が割れていたり、ちょっと隙間があったりしますが、町の大工さん作らしく、頑丈です。
  • 表面のあちこちに、小さな穴がたくさんあります。多くは、押しピンやネジ・釘の跡です。一部、虫食い穴もありますが、虫はいません。
  • 長くご使用だったものですので、キズや欠け、焼けや変色など、歴史のシルシは、沢山あります。ベニヤ板の棚板は、、一部、少し、表面が剥がれているものもあります。小さなダメージは、いっぱいですが、本体はしっかりとしています。
  • 棚板の幅は、4㍉くらいの間隔でまちまちです。本体の棚の幅も、数ミリの間隔でまちまちですので、入るところ、入らないところがあります。パズルのように上手く合わせてください。
  • 棚板は、内部の金属棒の出っ張りに乗せてあるだけです。簡単に前後に動きますので、ご注意ください。

¥13,200

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