何十年と、とあるご家庭で愛用されてきた、ナショナルの「アイロン」です。

昭和30年台後半から40年台にかけての品物のようです。

持ち手の上部のダイヤルには、「切←低・人絹・絹・毛・綿・麻・高」と、順に温度が上がる仕組みが、この頃からあったんですね。

「人絹（じんけん）」って何だろう？と調べてみると、人造絹糸の略で、絹に似せて作られた再生繊維であるレーヨンのことを指すそうです。

絹に似ていて安価なため、大正時代から昭和初期頃に普及したそうです。

このアイロンは、日常的にとてもよく使われていたシルシが、あちらこちらに見られます。

元々の木箱はないものの、袋内コードには破れもなく、とても大事に使っておられたことが伺えます。

赤と白のツートンカラーが、モダンでかっこいいんです。

●サイズ（多少の誤差はご理解ください）

アイロン本体：長さ　215㍉、幅　105㍉、高さ　115㍉

コード：二芯綿袋打・2㍍

●使用上問題はないのですが、気になるところ

• 長年使用されてきたものですので、キズや、変色、塗装の剥がれなどは、あちこちに見られます。
• 通電は確認しました。引き続き、アイロンとしての使用は可能と思いますが、使用を保証することはできない点、ご理解ください。
• 収納する箱はありません。アイロン本体のみです。

 《配送料とお届希望時間帯について》

・配送料は、800円です。

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