三人掛けソファ・オットマン付(飛騨産業「穂高」)

 

1969年(昭和44年)に、「キツツキマーク」で有名な、岐阜県の家具メーカー「飛騨産業」から発売された「穂高」シリーズのソファです。

当時、急速に洋式化が進む、日本人の暮らしにあった家具として作られました。「暮らしの手帳」の花森安治氏に『だんだん増やしていく椅子』として絶賛されたことでも有名なシリーズです。(飛騨産業㈱HPより抜粋)

 

置きクッションの下は、ブリヂストン社製のゴムシート(バイタフラム)を使用したダブルクッション構造で、発売当時から長年、取り入れられてきましたが、近年のシリーズは、メッシュネットに変わっています。しかし、数十年経過しているとは思えない弾力があります。

 

「穂高」シリーズのラインナップを見ると、曲線的なデザインのものが主流のようで、このソファのようなデザインは、いつのものかは、はっきりとはわかりませんでした。でも、ソファにお手製のカバーをかけて、長い間、大切に使われてきたことは確かです。

当時のファブリックは、色あせや、擦り切れもなく、シンプルで素敵です。クッションの弾力は少し落ちていますが、そのまま充分お使いいただけると判断し、クリーニングしました。

 

手すりなど、手や足が触れたり、当たったりするところには、小さな凹みや、すりキズなどが見られますが、大きなキズやダメージはなく、とてもいい状態です。

やはり、長く愛される家具として、しっかりと作られた製品なんですね。

 

●サイズ(若干の誤差はご理解ください)

【ソファ】

高さ 700㍉、幅 1795㍉、奥行き 800㍉

座面の高さ  390㍉

 【オットマン】

高さ 365㍉、タテ×ヨコ 455㍉×565㍉

 

  問題はないのですが、気になるところ

  • 置きクッション及び、オットマンのシートのクリーニングは、ハウスクリーニング業者に依頼し、抗菌処理もしていただいています。
  • ソファの背面の生地に、小さく引きつったような跡が3ヶ所あります(写真を参照ください)。同じソファの他のどの製品にも、同じ跡が見られるので、製造時のものと思われます。

¥74,800

  • sold out

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