古い木と銅のバケツ

 

「バケツ」だと思います。

本体部分は、杉の木で作られていて、外側の側面を銅板で補強してあります。

ですので、本体の内部を覗くと、木なんです。

 

用途は不明ですが、本体は、隙間もなく、しっかりと作られています。(水も汲めそうな感じですが、実際には試していないので、漏れるのかどうか、わかりません)

銅板の色は、年月の経過でいい感じにくすんでいますし、所々に銅の錆「緑青(ろくしょう)」も現れています。

 

一昔前は、「緑青は、猛毒」なんて言われていましたが、昭和59年に厚生省(現在の厚生労働省)が、緑青猛毒説は間違いであることを認めています。銅板に発生した錆(緑青)が、人体に悪影響を及ぼすことはなく、実は、緑青が銅を覆うことで、腐食しづらくなり、耐久性が増すことがわかってきました。

 

持ち手と本体の接合部品が、修理されているようで、左右でちょっと、違っているのも、長く使われてきたシルシですよね。

  

●サイズ(多少の誤差はご理解ください)

 高さ 【本体】154㍉、【持ち手を上げた時】280㍉

本体のタテ・ヨコ 約240㍉(持ち手部分+6㍉)

重さ 1.2kg

¥1,836

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