レトロな紙製の薬箱

 

奈良と薬の関わりは深く、日本書紀には、推古天皇が 現在の宇陀地方で、薬狩りをされたという記述があるそうです。

 

昔から、寺院が薬と深い関わりを持っていて、中国から医薬術や薬を輸入し、民衆を病から救済していました。また、いくつかの寺院ではそれぞれ秘伝の処方による薬が作られ、施薬が行われていたそうです。

しかし、薬は高価なもの、一般には手の届きにくいものであるため、中国から高価な生薬を輸入する一方で、国内に自生する植物を活用できないか、有用な薬用植物の採取、栽培が試みられたそうです。

江戸時代中期には、大和の名薬として、「米田の三光丸」「藤井の陀羅尼助」「中嶋の蘇命散」が名を馳せていて、大和の薬といえは、配置売薬というスタイルが主流でした。全国的に有名な「富山の薬売り」に次ぐ規模だったそうです。【奈良県ホームページより、一部抜粋】

 

現在でも、薬を作っている奈良県南部の「高取町」という地域のかつての製薬所「藤井製薬所」の紙製の薬箱です。 

乾燥させたミミズは、古くから 「地龍」という生薬名で、解熱鎮痛剤として活用されてきたそうです。

とは言っても、現代の医療の恩恵を受ける身としては、「ミミズ」はちょっと…。

あ、残念ながら薬は入っていません。

 

●サイズ(多少の誤差はご理解ください)

高さ 112㍉、幅 187㍉、奥行き 216㍉

 

●問題はないのですが、気になるところ

  • 古い紙製の箱ですが、保存状態は良いです。しかし、やはり古いものですので、変色や、小さなシミ、小さな紙のめくれなど、小さなダメージはあります。
  • 引出した内箱の側面に、持ち主(?)の住所や名前がスタンプされています。写真では、一部隠していますが、古いものとは言え、個人情報なので迷いましたが、おそらく生きた情報ではないと判断し、そのままにしています。

 

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