50年以上前、小学校で使われていた長机です。厚みのある、ラワン材の天板のしっかりとした造りの作業台です。

図工室か、技術室か、理科室か…？きっと、長い年月の間、いろんな所で使われてきたんでしようね。

天板には、ノコギリ？の小さな切込みや、貫通した小さな穴（２ヶ所）、凹み、欠け、ペンキの垂れた跡など、構造には問題はない、小さなダメージは、本当にたくさんあります。

修理なのか、改造なのか、補強なのか、いろいろと手を加えて、使い続けてこられたようです。

荷物置きの棚板は、元々他の所で使われていた板を転用したようです。板の途中に、２ヶ所ある小さい四角の切り取りは、長机の棚板になる前、他の家具か建物の一部だった名残りでしょうね。

長く使う中で、ペンキを塗ったり、剥がしたり・・・その跡もあちこちに残っています。

とにかく、作業台として、しっかりと働いてきた跡がたくさんある、味わい深い長机です。

●サイズ（多少の誤差はご理解ください）

高さ　760㍉

天板のサイズ　1514㍉×448㍉〜435㍉（両端でサイズが異なります）　厚さ　28㍉

荷物置きの内部の高さ　153㍉

荷物置きの下の床からの高さ　560㍉

●問題はないのですが、気になるところ

• 天板は、無垢板のラワン材を２枚接ぎ合わせてあります。無垢板であるため、長い年月の経過で、ほんの少し反りがあります。（真横からの写真でわかるでしょうか？）
• 長年ハードに使われてきたものですので、キズなどはたくさんある古いものですが、構造はしっかりとしていて、緩みやガタツキはありません。