ゆらゆらすりガラスのレトロ食器棚

 

昭和初期の食器棚です。

主材は、木目が美しい栓(セン)の木で作られています。栓は、木目がケヤキに似ていることから、家具材としてもよく使われています。

 

扉に入っているすりガラスも、古いものなので、ツルツルした表面に映る景色は、ちょっとフニャッと曲がっています。いわゆる「ゆらゆらガラス」です。

でも、何十年と使用されてきた間に、ガラスが割れてしまったこともあるのでしょうか?6枚のガラスは、微妙に、ゆらゆら度が違うような感じです。

 

長い年月の経過で、木材は、収縮したり、反ったりしてしまいます。

無垢板で作られた棚板は、やはり反っていました。反っているため、端が浮いてしまったり、平らでなかったり…、収納の仕方にもコツが要りそうですが、味わいとしてご理解ください。

扉も少し反っているので、内側の上下に付いている「フランス落し」で、扉を固定する際は、本体に開けられた穴の位置を探りながら、落とし棒を差し込んでください。

 

ちょっと無骨でシンプルな取手は、木で手作りされていて、食器棚のアクセントにもなっています。

  

 ●サイズ(若干の誤差はご理解ください

高さ 1666㍉、幅 931㍉、奥行き (上部)300㍉+取手20、(下部)453㍉+取手20㍉

※本体は、上下に分かれます。

【引き出しの内部のサイズ】(3杯とも共通)

深さ 93㍉、幅 245㍉、奥行き 382㍉

他、棚の内部のサイズは、掲載写真内に記載しています。

※棚板を外すことはできますが、位置を変えることはできません。

  

●使用上、問題はないのですが、気になるところ

  •  何十年と使用されてきたものですので、表面には、キズや凹み、欠け、塗装の剥がれ、変色、取り切れない汚れなど、小さなダメージはたくさんあります。なるべく写真に撮っていますが、撮り切れていないものもありますが、構造上、問題のない小さなダメージは、味わいとして、そのままにしています。
  • 棚板が乗っている桟(上段は左右両方とも、下段は右側の桟のみ)は、取り外せます。特に、上段の棚の下の棚板と、下段の棚板は、左右どちらか一方の桟を取り外さないと、棚板の出し入れができません。桟の取り外し方は、欄外を参照ください。
  • 扉を施錠するための鍵はありません。

¥40,000

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▼棚板が乗っている桟の取り外し方

 

①棚板が乗っている桟を、手前(扉側)に、ぐっと押し込みます。

 

②桟が、更に奥に入ることで、奥(背板側)の端が顔を出します。

 

③桟を抜くことができます。


※桟を取り付ける場合は、この逆です。

 

※桟の向きや、穴の大きさによっては、①で、ぐっと押し込むのは奥(背板側)になる場合もあります。手前か奥か、どちらかにぐっと差し込むことで、反対側の頭が出てくるので、様子を伺いながら外して(取り付けて)ください。


●それぞれの写真をクリックしていただくと、拡大して見ることができます。

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