「昭和レトロ」とは、全くかけ離れた、スマホのゲームアプリ。
スマホのゲームは、あまり興味がないので、よくわからないんですが…。
先日、家具の製作などで、何かとお世話になっている介護施設のスタッフさんから、
「このゲームが、面白いんで、施設のおじいちゃんやおばあちゃん達にも、挑戦してもらえるような、卓上のゲーム盤は作れませんか?」とご相談を受けました。
「Unblock Me(アンブロック ミー)」という無料のゲームアプリでした。
見たところ、ブロックを移動させるパズルゲームのようで、
「作業場にある、端材で簡単に作れそう♪」
と安請け合いしたのが、大間違い!
後で、ゲームについて調べてみると、ブロックの動きに決まりがあって、横向きのブロックは左右(横移動)に、縦向きのブロックは上下(縦移動)にしか動かすことができないんです。
2種類の長さのブロックを動かして、最終的には、赤いブロックを画面の右にある、切れ目から外に出すとクリアとなります。
ただ単に、木片でブロックを作ればいいと、甘く考えていましたが、ブロックが決められた方向にのみ、動くようにしなければなりません。
そこで、
ゲームボードには溝を掘り、端材をカットして作ったブロックには、その溝に入る出っ張りを取り付けました。
これで、ボード上を、一方向にしか動けないはずです。
試しに、1問解いてみることに。
横向きのブロックは左右に、縦向きのブロックは上下にのみ動きます!
スマホでゲームをプレイするのと、同じ動きです。(よかった~)
パズルを解くことに夢中で、途中経過は、省略ですが・・・
赤いブロックが、右側の切れ目から外へ出て、クリアー!!
クリアすると、気分いいです。
無料のゲームアプリなのに、問題は1200問とか!?
派手な演出はない、落ち着いたゲームで、これは、ハマりそうです。
ゲーム盤は、30㎝四方のサイズで作ったので、施設の皆さんで、相談しながら挑戦していただけたらいいですね。
今回は、レトロなモノの話ではないのですが、昔からありそうなパズルゲームでした。