年末から年明けにかけて、こちらのちゃぶ台を直していました。
直す・・・と言っても、天板が割れている訳でもなく、脚が外れている訳でもなく、構造には問題がないので、大がかりな修理は、必要ない状態です。
でも、長年使われてきたのは、一目瞭然。
天板の表面や角、脚など、至るところに細かいキズや、塗装の剥がれなどが見られます。
これは、ちょっと「味わい」を通り越していますよね・・・。
と、言う訳で、天板の表面の塗装を剥がして、塗り直すことにしました。
「塗料剥がし液」を使ったり、サンダ―がけをしたりして、古い塗膜を取り除きます。
こちらは、まだ途中。
あともう少し、がんばります。
塗装を剥がした後、きれいにお化粧直しです。
木製品は、削ると新しい面が現れてきれいにすることができます。
ちゃぶ台の天板には、欠けやキズなどの、へこみがたくさんあります。
カンナなどで削ることで、新品のようにすることも可能ですが、敢えて小さなキズ、欠けなどの「へこみ」はそのままにして、再塗装しました。
ですので、塗装し直しましたが、表面には、小さなキズ跡が残っています。
古いモノの味わいとして、ご理解ください。
あっ!ちょっとひび割れている部分を発見!!
2台のちゃぶ台は、脚が折れてたためるタイプと、脚が取り外せて、分解できるタイプの2種類でした。
こちらは、分解できるタイプの脚の取り付け部分です。
脚をねじ込んで取り付けるネジ穴が、なんと!木でできています。
そのため、変な力がかかったのか、ひび割れが生じています。
このままでも、取り付けた脚は、ぐらぐらすることも無く、しっかり固定されていたのですが、
もちろん、直します。
ちなみに、脚の方のネジ部分も、木でできているんです!!
もう間もなく、仕上がります。
近々、ショップページにてご紹介させていただきますね。