サビで固まったネジ(後編)



サビでガチガチに固まって、外せなくなったネジの頭を破壊して、強制的に金具を取り外してから…。


ネジの軸の部分が残ってます。





先ずは、ちょっと出ているところをペンチで挟んで、少しずつ左右に揺らしてみてから外してみました。


マイナスドライバーでは、回らなかったけど、頭を破壊したりしてる間に、振動などで緩みやすくなったのかも知れません。



しかし、ペンチで挟む余地のないものも…。


ペンチの先では、滑ってしまって挟みきれず、わずかに残った軸の先を潰してしまい、ペンチではどうすることもできなくなりました。



そこで、登場するのが、バイスプライヤーです。


挟んだ状態でしっかりロックできるんです!
しかも、先までギザギザがあるので、先で挟んでも滑りません。

イスの木部は、後ほど木を埋めて補修することにして、軸の周りを少し掘って、バイスプライヤーで挟めるだけ、軸の先が出るようにほじくり出しました。

で、挟んで、ロック‼︎
…あとは、回すだけです。



なんとか、全てのネジを外すことができました。


あとは、ほじくり返したところに埋め木をして、補修完了です。
これで、張り替えした後、同じところへ金具をネジ止めすることができます。