
レトロな鉄脚のイスのフレームだけ…というのが、かなり前に入荷したままになっていました。
パイピング(鞄などにも見られる、周囲に縫い付けられた紐状のもの)が付いてると、かわいいだろうなぁ…と、漠然と思いました。
で、先日より、予行練習でクッションを作ってみて、いざ、本番です。
先ずは、背もたれ部分から、縫い始めました。が!カーブが小さく、む、難しい。

縫い終わった布を、タッカーという、ホッチキスの親分のような道具で、背もたれの板に留め付けていきます。
コンプレッサーの圧縮した空気の力で、針を打ち込むので、「バンッ!バンッ!」と勢いよく、しっかり留めることができます。
このタッカー。何十年と、職人さんが使ってきたものなので、本体の塗装が剥げてしまっています。
微かに残っていますが、元々は、結構鮮やかなオレンジ色なんですよ。