昭和30年代と思われる、古い食器棚を仕入れました。
長い間使われてきたことと、恐らく、使われなくなってからも、さらに年月が経過したことが重なって、表面の塗装は、とても痛んでいます。
ところによっては、拭き掃除をするだけで、ペリリッと剥がれてしまうようなところもありました。
色が褪せたり、変色したり、ちょっとした欠けや擦れは、味わいとして楽しんでいただきたいと思っています。
でも、ものには限度が…。
今回の食器棚は、その限度を超えていると考え、塗装を剥がすことにしました。
まずは、取っ手など、金具外しから。
塗装を剥がすのには、サンダーが大活躍です。
こちらは、かなり年代物のRYOBIのサンダー。
以前の職場から譲り受けたものです。何十年働いてるのかは不明です。
実は、少し前に、動かなくなりましたが、修理してもらって、復活しました。
適度に重量があって重宝しているので、もうちょっとがんばってほしいです。
引き出しの前板は、取っ手の付近はもちろん、全体的に、塗装の剥がれが目立ちます。
サンダーがけすると、こんな感じ。
扉は、こんな感じ。
左がBeforeで、右がAfterです。
食器棚の本体はというと…
こんな感じです。
まだ、細かいところなど、作業は残っていますが、かなり剥がすことができました。
塗装をし直したり、補修したり…。また、道具としてお役に立てますように、作業がんばります!