「ものづくり」って楽しい!って感じてもらえたら、うれしいなぁと、時々、イベントに出張して、子どもさん対象の木工ワークショップをさせていただいています。
こちらは、
「ビー玉コロコロゲームボード」です。
ボードには、ビー玉より少し小さい穴が4つと、真ん中に大きな穴が一つ開いています。(わかりにくいですが、ネコやうさぎの目が、その小さな穴です)
遊び方は、ボード上を4つのビー玉を同時に転がして、真ん中の穴に落ちないように、小さな4つの穴にビー玉を乗せます。
ボードには、障害物となる木っ端もあるし、4つ同時に転がすというのがミソで、バランスを取りながらボードを傾けて、複数のビー玉の動きを見ながら・・・と、なかなか難しいです。
部材は、すべてカットして準備していますが、ただ、それを、木工ボンドで貼り付けるだけじゃ、面白くない!(個人的な意見です)
というわけで、
普段、見ること、使うことのない道具を使って仕上げます。
自分の手で、「道具」を使うことで、板に穴を開けたり、木の角を丸く削ったりできることを体験していただきます。
電気の力じゃなく、自分の手の力で、板に穴が開いた時の、子どもたちの顔がキラキラしています。
道具を使うにも、やはり、コツと力も要るので、達成感と、驚きとが混ざった、いい表情です。
「ものづくりの楽しさを、感じてもらう」なんて、たいそうなことを言いましたが、実は、子どもたちと一緒に作業するのが、とても楽しいんですよね。
枠の木の角をカンナで面取りして丸くして、
ハンドドリルで、板に穴を開けて、
カナヅチで枠を連結すると、ボードが完成します。
あとは、思い思いに、自由にボードに絵を描いて、障害物の木っ端を貼り付けて、自分だけのオリジナルのゲームボードを完成させていただきます。
さっさーっと、絵を描く子や、ゆっくり考えて絵を描く子、ビー玉の動きをシミュレーションしながら、慎重に木っ端の位置を考える子など、完成まで、それぞれ一所懸命に取り組んでくれる様子は、見ていて楽しいです。
たくさんご参加いただき、ありがとうございました!!