明るめのブラウン色のガラスキャビネットです。

本体の主要な框材は、ラワン材です。

ラワン材は、東南アジアに生育しているフタバガキ科の木に対する呼び名です。

その中には、ホワイトラワン、レッドラワン、イエローラワンなどのグループがあって、1種類の木を指しているわけではないのです。

このキャビネットは、その色合いから、ホワイトラワン系のようです。

棚板が5枚ですので、全体としては、細かい棚が、7段もあります。

カップやソーサーなど、背の低いものの収納に重宝しますし、棚板は、取り外すことができますので、高さのあるものも大丈夫です。

上の段の引き戸のガラスは、レトロな型板ガラス「古都」です。昭和44年に日本板硝子から発表されました。

元々のガラスは破損していましたので、古い住宅の建具に使われていたものを再利用しました。

下の段は、クリアガラスが使われているので、見せる収納として大活躍しそうです。

 ●サイズ（若干の誤差はご理解ください）

高さ　1213㍉、幅　905㍉、奥行き　306㍉

棚板のサイズ：奥行き　295㍉、幅　876㍉

棚の内部の高さ：【上段・型板ガラス内】1段目及び2段目　130㍉

【下段・クリアガラス内】1段目　140㍉、2段目～4段目　130㍉、5段目　155㍉

 ●使用上問題はないのですが、気になるところ

• 棚板は、杉の無垢板（1枚板ではありません）ですので、若干反っているものがあります。そのため、棚板の内部の高さは、ところによって少し変わります。（上記のサイズは、目安とお考えください。
• 元々の塗装を剥離し、オイル塗装を施しています。（棚板は無塗装のままです）