イスは、立ったり座ったり、そのたびごとに、衣服や身体と摩擦します。だから、しっかりした厚みがあって、目も細かい、イス用の生地が張ってあります。
こちらのイスは、30年近く、食卓で使われていたそうです。
さすがに、擦り切れてボロボロです。
イス本体(木部)は、しっかりしていて、問題ないので、シートの生地を張りかえれば、まだまだ使えます。
元々のシートには、薄いクッション材しか入っていなかったので、新しくちょっと厚いクッション材を入れて、新しいイス用の生地を張りました。
生地の色は、元々のものと同じような雰囲気がいいというリクエストでしたが、色目や生地の種類を変えると、ガラリと違うイスに生まれ変わります。
イスの張り替えワークショップで使用する生地は、様々な内装材を扱うインテリアメーカー「シンコール株式会社」のイス張り用の生地です。
色も豊富にあるので、選ぶのが大変ですが、お手持ちのイスに張り替えた後の姿を想像しながらお選びください。
サンプル画像に表示されている生地の番号(「アルファベットー4桁の数字」)を選んで、ワークショップ申し込み時にお知らせください。
また、「シンコール株式会社」製の他のイス張り用の生地を、デジタルカタログから選んでいただくことも可能です。(1脚分の生地は60㎝×60㎝必要です。カタログに記載されている価格は、1m当たりの金額です。生地代を計算する際は、1脚分は、カタログの価格(/1m・税抜き)×0.6×0.5(横幅が125~135センチあり、2脚分取れるので、その半分で1脚分です)で計算してください)
※パソコンのディスプレイの違いにより、色の見え方が若干異なるかもしれません。
※お近くにお住まいの場合、事前にひつじ屋にお越しいただいて、実際に生地のサンプル帳をご覧いただいて、選んでいただくことも可能です。(ここでご紹介している3種類の生地以外の生地をご注文いただくことも可能です。)
以下のサンプル画像をクリックしていただくと、少し拡大して見ることができます。
商品名「オールマイティ」
108色と豊富なカラーと、5つの機能があるから「オールマイティ」なんです。
■5つの機能とは!?
【シンコール・カタログより抜粋】
21色のモケット素材で、ファブリックの裏をコーティングすることで堅くずれを防ぎます(バックコーティング加工)。
JABIA(=日本自動車車体工業会の総称で、車両の内装材としての難燃基準)に合格している製品です。
使用するほどに、使い込んだ味わいが出るのが、パイル織物の特徴です。
【シンコール・カタログより抜粋】
商用で求められる、耐久性に応えた製法で作られた、ポリエステル100%の生地です。
ポリエステルは、糸そのものが強く、織物設計をしっかり行うことで、一般織物と比べ、相当の強度で丈夫に仕上げることができます。
JABIA(=日本自動車車体工業会の総称で、車両の内装材としての難燃基準)に合格している製品です。
【シンコール・カタログより抜粋】
その他のイス張り生地をご希望の場合は、シンコール社のデジタルカタログをご覧ください。
昭和レトロな家具と雑貨
ひつじ屋 〒633-0041
奈良県桜井市上之宮18番地
℡090-7095-1415
奈良県公安委員会許可 第641050000608号
☆上記住所は、作業場です。実店舗はございませんが、ご希望のお品を、お引取りにお越しいただくことはできます。
ただ、不在がちのため、事前にご連絡ください。