「明治時計株式会社」の置時計です。
明治28年に創立し、昭和40年代頃まで、名古屋で時計を作っていた会社だそうです。
この時計は、昭和40年代半ばのものと思われます。
文字盤に「30Day」とあります。
つまり、30日巻きです。
時計が止まったので、いつも通り、ゼンマイを巻き鍵で巻いていると、
「バチーン!」と、何かが外れたような音が!!!
時計の裏を覗くと、
向かって左側のゼンマイが、巻けなくなっていました。
二つあるゼンマイは、
左側が時計稼働用のゼンマイ、
右側が時打ち用のゼンマイとのことです。
時打ちは、手前の2連の長い棒リンを交互に打って、正時と半時に音鳴りする、「チャンチャン打ち」と呼ばれるものです。
時計の箱の中で共鳴して、音がよく響いてました。
でも、動かなくなりました(T_T)。
おそらく、ゼンマイが切れてしまったのではないかと思います。
実は、この時計は、ひつじ屋の商品ではなく、
自宅で40年以上使っているものです。
6年前にも、止まってしまって、修理をお願いしました。
高価なものではないですが、思い出もあり、
大事に使ってたんですが…。
また、修理してくださる方を探さなくては…。
これは専門家の方でないと、直せないですので。