ナラ材の大きな本棚①

 

昔は、日本のあちこちにたくさん生えていた、ナラやカシ、ブナやケヤキなどの広葉樹。

作業用の道具や、家具などの材料に、ごく普通に使用されていました。(今から考えると、とても贅沢な使い方もされていました)

 

おそらく昭和30年代前後に作られた、大きなナラ材の本棚です。

(同じものが2台あり、並べてお使いでした。)

本体の側面の板を見ると、ナラ材に特有の「虎斑(とらふ)」模様が見られます。「虎斑」とは、虎の毛の模様のような縞のように見えることから、そう呼ばれます。

これは、木が成長する際に溜め込んだ養分の層で、木目を真っ直ぐに製材する「柾目」という板に現れます。〈柾目は、ちょっと贅沢な板の取り方なんですよ)

 

近代に製造される合板と違って、木を製材して作った無垢板は、板になってからも、湿度や乾燥の影響を受けて「呼吸」していると言われます。

製材されてからも、長い年月をかけて、呼吸しながら、徐々に乾燥して、堅くなり、安定します。

その途中の変化で、少し反ったり、ひび割れたり、縮んだりしてしまいます。

そのため、古い家具には、隙間があります。

この本棚は、それを見越してか、棚板は、側面の板に溝を掘って、両端を差し込んでありますので、隙間が見えますが、棚板が落ちる心配はありません。

たくさん本を並べてくださいね。

 

背板がないため、棚の内部が明るいので、ディスプレイ棚としてお使いいただいても、素敵です。

大きなサイズで、ナラ材という堅い板を使っているので、しっかりとしているのですが、かなり重いです。

 

 ●サイズ(若干の誤差はご理解ください

 高さ 1807㍉、幅 758㍉、奥行き 288㍉

【棚の内部のサイズ 】

幅 718㍉(一番下のみ、左右とも350㍉)、奥行き 262㍉(一番下のみ280㍉)は、全ての棚に共通

高さ〈上から2段目〉241㍉、〈3段目〉242㍉、〈4段目〉273㍉、〈5段目〉302㍉、〈6段目・一番下〉424㍉

※ 板が反ったり、縮んだりしているため、サイズは、測る場所によって異なります。棚の高さについては、一番小さく測れた場所のサイズを記載しました。

 

●使用上、問題は無いのですが、気になるところ

  •  ナラの無垢板を製材して作られており、何も収納していない状態でも、ちょっと重いです。もし、書籍を一杯並べられる場合は、しっかりした床に設置ください。
  • 材料の無垢板の幅が足りず、棚板の一部には、背面側に数センチ板を足して作られています。本棚としての機能には問題ありません。(上から2,3段目と一番下の棚板)
  • 長年ご使用になった、古いものですので、キズや欠けや凹み、隙間やひび割れ、板の反りや歪み、棚板にはキズやシミ、側面には、ネジや釘の穴跡など、小さなダメージはたくさんありますが、本体はとてもしっかりと作られており、大きなダメージはありません。

 

《配送料とお届け日時について》

・配送料は、11,000円です。ただし、北海道、沖縄県については、配送料が変わりますので、お問い合わせください。

・家具類と小さな雑貨類を同時にご注文いただいた場合は、梱包等の事情により、同梱することができませんので、個々に配送料をいただきます。

 

※こちらの商品は、配送員が1人で運ぶことができない大型の家具のため、ヤマト運輸の「らくらく家財宅急便」でお送りさせていただきます。「らくらく家財宅急便」は、引越便となり、配送員(2名)がお届け先で荷物を開梱し、所定の位置に商品を設置してくれます。

※ご注文確定後、お届けご希望日と時間帯をメールにて調整させていただきます。

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