家具本体は、しっかりとした杉の木で作られています。

正面は、桜の木の柔らかい木目で「お化粧」してある収納棚です。

扉と引出し、全部に鍵がかかるように作られています。（鍵は1本ありますが、使えるところと、使えないところがあります。後述参照ください）

角や接合部などを補強する金具や、火事などの緊急時に木の棒（棹）を通して持ち出せるように、「棒通し」の金具も付いています。

おそらく、とても大切なものをしまっておく「金庫」のような働きをしてきた家具なんでしょうね。

扉の裏側に、貼り紙が残っていました。古くて、味わいがあるので、そのままにしてあります。（写真参照ください）

（水溶性の糊で貼ってありますので、根気よく水拭きすれば、剥がせると思います。 ）

おそらく、明治の後期から大正時代に作られて、長くお使いだったと思われます。

棚や引出しの内部には、墨かインクのシミがあったり、本体には、小さなキズや欠けはもちろん、角が欠けて丸くなっています。

長い年月が経過すると、木材は、更に乾燥し、ほんの少しずつ縮みます。ですので、背板には、隙間ができています。

およそ百年、そりゃ、いろいろありますよね。

 ●サイズ（若干の誤差はご理解ください）

 高さ　879㍉、幅　本体・853㍉（+持ち手10㍉×2ヵ所）　奥行き　400㍉

【扉内の棚のサイズ 】

《上段》高さ　131㍉、幅　815㍉、奥行き　317㍉

《下段（左右ともほぼ同じ）》高さ　370㍉、幅　266㍉×3ヵ所、奥行き　316㍉

【引出しの内部のサイズ】（上の3杯）深さ　98㍉、幅　231㍉、奥行き　346㍉、（下の2杯）深さ　128㍉、幅　365㍉、奥行き　341㍉

●使用上、問題は無いのですが、気になるところ

• 扉や引出しを施錠するための鍵は、1本あります。ただし、扉と、上の引出しの右の1杯は、鍵が壊れているため、施錠することはできません。（扉は、鍵で施錠しなくても、閉まった状態を保持できます）その他の引出しは、鍵で施錠・解錠できましたが、古いものですので、いつ鍵が動かなくなるかはわかりませんのでご注意ください。
• 扉内の棚は、固定です。引出しの動きは、調整済みですので、スムーズに動きます。
• 長年使われてきた古いものですので、本文中にあるように、いろんなダメージはあります。使用に支障のある大きなダメージは、修理しておりますが、使用上問題のない小さなダメージは、味わいとしてそのままにしてあります。

《配送料とお届け日時について》

・配送料は、8,000円です。ただし、北海道、沖縄県については、配送料が変わりますので、お問い合わせください。

・家具類と小さな雑貨類を同時にご注文いただいた場合は、梱包等の事情により、同梱することができませんので、個々に配送料をいただきます。

※こちらの商品は、配送員が1人で運ぶことができない大型の家具のため、ヤマト運輸の「らくらく家財宅急便」でお送りさせていただきます。「らくらく家財宅急便」は、引越便となり、配送員（2名）がお届け先で荷物を開梱し、所定の位置に商品を設置してくれます。

※ご注文確定後、お届けご希望日と時間帯をメールにて調整させていただきます。